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PAC3迎撃態勢を解除 部隊も撤収へ

2018年7月30日 21:11
PAC3迎撃態勢を解除 部隊も撤収へ

地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の取得費用について小野寺防衛相は、これまでの説明を大きく上回り、1340億円になることを明らかにした。

防衛省は「イージス・アショア」の取得費用についてこれまで1基あたり、およそ800億円と説明してきた。しかし、アメリカのロッキード・マーチン社の最新鋭レーダーを採用することとなり、およそ1340億円になる見込みだという。

政府は予定通り、秋田県と山口県に1基ずつ配備する方針で、今後さらに整備費用なども必要となる。

一方、防衛省は北朝鮮との緊張緩和を受け、防衛省に配備している地上配備型迎撃ミサイルPAC3の迎撃態勢を解除した。また、北海道、中国、四国に展開しているPAC3の部隊も30日夜、撤収させる。