川の再氾濫懸念し、自衛隊が土砂撤去 広島
台風12号の接近で豪雨災害の被災地では、さらなる被害が懸念されている。豪雨災害で被災した広島・呉市では再び川が氾濫しないよう、29日も雨が降る直前まで自衛隊が土砂を撤去していた。
避難する住民「せっかくみなさんの協力でよくなっているのに、また台風が来て心配」
避難した住民「裏が山。石垣を見てもすかすかで砂だけ流れて今にも崩れそう。それだけが心配」
県内では現在、広島市安佐北区や熊野町などおよそ2万世帯に避難指示が出ている。午前6時の時点でおよそ4000人が避難所に避難しているという。
被災地以外でも、豪雨災害の影響で地盤が緩んでいる地域もあり、県内全域で厳重な警戒が必要となっている。