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朝鮮戦争で死亡した米兵の遺骨返還 北朝鮮

2018年7月27日 14:20

朝鮮戦争の休戦協定締結から65年となる27日、北朝鮮は朝鮮戦争で死亡したアメリカ兵の遺骨を返還した。

返還された遺骨は、北朝鮮南東部の元山でアメリカ軍の輸送機に乗せられ、27日午前、在韓米軍の烏山基地に到着した。これを受け、トランプ大統領は「金正恩に感謝する」とツイートした。

北朝鮮は朝鮮戦争の終戦宣言を行うようアメリカに繰り返し要求していて、遺骨を返還することでアメリカに譲歩を迫るものとみられる。

また、北朝鮮の国営メディアは27日、金委員長が平壌郊外にある中国人民志願軍の兵士の墓に献花する様子を伝えた。金委員長は朝鮮戦争での中国の貢献をたたえた上で、「血と生命をささげ、信頼で固く結びついている」と述べ、中国との強固な関係をアピールしている。