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次回の米露首脳会談 来年以降に持ち越しへ

2018年7月26日 11:23

アメリカ政府は25日、次回の米露首脳会談を来年以降に持ち越すと発表した。トランプ大統領は今年の秋の開催に意欲を示していたが、11月の中間選挙への影響を考慮したものとみられる。

トランプ大統領は今月、プーチン大統領と会談した後、次回の首脳会談を今年の秋にワシントンで開催することに意欲を示していた。しかし、ボルトン大統領補佐官は25日に声明で、開催を来年以降に持ち越すことに決めたと明らかにした。

理由については、ロシア疑惑をめぐる捜査での「魔女狩りが終わった後」が良いと判断したとしている。

ロシアに融和的な姿勢をとるトランプ大統領への批判は、身内である共和党からも出ており、今回の判断は11月の中間選挙への影響を考慮したものとみられる。