×

投票所近くでテロ30人超死亡 パキスタン

2018年7月25日 21:16

下院選挙の投票が行われていたパキスタン南西部の投票所近くで25日、自爆テロがあり、これまでに30人以上が死亡した。

地元当局によると、25日、パキスタン南西部・クエッタの投票所近くで、バイクに乗った男が身につけていた爆弾を爆発させ、投票に来ていた人や警察官など31人が死亡、35人がけがをした。付近で警備にあたっていた警察の車両を狙った自爆テロとみられている。

パキスタンでは5年に一度の下院選挙のたびにテロが相次ぎ、今回も候補者などを狙った自爆テロが起きていて、全国各地の投票所などに100万を超える軍の兵士や警察官が配置され警戒にあたっていた。

この爆発について、過激派組織「イスラム国」系の通信社が、「イスラム国」による自爆テロだと伝えている。