ラオスで建設中のダム決壊“手抜き”指摘も
ラオス南部で23日、建設中のダムが決壊した。数百人の行方が分からなくなっていて、救助活動が続いている。
ラオスメディアによると、23日夜、南部のアッタプー県で建設中のダムが決壊し、周辺の7つの村に浸水した。これまでに少なくとも26人が死亡、今も数百人の行方が分からず、救助活動が続いている。
このダムは、韓国、タイ、ラオス、3か国の企業の合弁会社が建設していて、来年の運転開始に向け約9割が完成していた。
決壊の詳しい原因は分かっていないが、一部の韓国メディアは「手抜き工事の可能性も排除できない」と指摘している。
一方、建設に参加した韓国のSK建設は、想定外の大雨による自然災害だと主張している。