イスラエル軍「領空侵犯」シリア機を撃墜
イスラエル軍は24日、隣国シリアの戦闘機1機を「領空を侵犯した」として、撃墜した。
イスラエル軍は24日、シリアの戦闘機1機がイスラエル領内におよそ2キロ侵入したため、ミサイル2発を発射して、撃墜したと発表した。戦闘機はシリア領内に墜落したということで、操縦士の安否は不明としている。
これに対し、シリアの国営メディアは「シリア南部でテロリストを攻撃していた戦闘機をイスラエルが標的にした」と伝え、領空侵犯を否定している。
シリアのアサド政権は南西部で反体制派への軍事作戦を行い、隣接するイスラエルは神経をとがらせている。戦闘機の撃墜によって、両国の軍事的緊張が高まる恐れがある。