断水続く呉市川尻地区 復旧にさらに1か月
西日本豪雨で現在もおよそ3200世帯で断水が続いている広島県呉市の川尻地区で、復旧までにおよそ1か月かかることが分かった。
呉市川尻地区では、送水用の「ポンプ施設」が土石流で流出している。このため、2週間以上にわたりおよそ3200世帯7400人が、断水を強いられている。
呉市は、土砂から掘り出したポンプが再利用できないと判断。新たなポンプを発注したが、復旧までには更に1か月程かかる見込み。
被災地には水を運べない高齢者も多く、呉市は「給水所」に加え、「給水車」を巡回させて負担を減らしたいとしている。