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なくした物を見つけるサービス 仕組みは?

2018年7月20日 15:00
なくした物を見つけるサービス 仕組みは?

忘れ物防止デバイスの「MAMORIO」は、なくした物を見つけるために、様々なサービスを展開している。

大切なものをなくして、困ったことはないだろうか。そんな時、小さなタグが助けてくれる。スマホにアプリをインストールして、タグとスマホが30~60メートル離れると、スマホの画面に「あなたの手元から離れました」と通知される。

さらにこの機能をネットワーク化したのが「クラウドトラッキング」と呼ばれる探し方だ。例えば自転車が盗まれた場合、現在の位置情報は分からない。そこでこの機能が活躍するのだ。

アプリを登録しているユーザーがタグの近くを通った際、そのユーザーのスマホが電波を受信。すると、自動的にサーバーにタグの位置情報を発信しサーバー経由で、所有者のスマホに通知。最新の位置情報を得ることができるのだ。

さらに発展させ、電車での忘れ物でも保管場所が分かる機能もある。公共交通機関で忘れ物をした時も通知はくるが、その時点ですでに荷物は乗り物と共に移動。最終的には、忘れ物保管所に行くのだが

MAMORIO・泉水亮介さん「今までだと、どこの駅に届いたのか全く分からないので、ひたすら、いろんな駅に電話をかけ続けていましたが―」

そこで主要な保管所に専用アンテナを設置した。その効果は…

泉水さん「一発で、例えば東京駅にあるという情報が得られるので、そこに行けば返してもらえる」

一方、対応する駅側にとっても…

泉水さん「ここにあると分かっている人が来るのでスムーズに受け渡しができるのが特徴」

現在、JR東日本や東京メトロなど約90か所の公共交通機関や施設に設置されている。

【the SOCIAL trendより】