“紛失防止デバイス”開発のきっかけは?
つけたものから離れるとアプリから通知され、置き忘れを防げるという紛失防止デバイス「マモリオ」。大切なものの紛失を防ぐこのサービスは、どのような経験から生まれたのか。MAMORIOのCEO・増木大己氏に聞いた。
――増木さん、この事業を始めようと思ったきっかけは何だったんですか?
前職は証券会社で働いていたんですが、同僚がものをなくしてすごく困った経験をしていました。
その時に、「どうしてこんなになくして困っている人がいるのに、助けてくれる製品やサービスがないんだろう」というところから、作ろうと思ったのがきっかけです。
――金融にまつわる重要な情報が入っているものとか、絶対になくせないものってありますよね。
特に、お客さんの情報なんかを扱ったりするので、なくしたりすると「金融庁に届け出しないといけないんじゃないか」ということもあったりするので、そういう時に助けてくれたり見つけてくれる製品やサービスがあれば、絶対に役に立つなと思って始めたのがきっかけです。
――増木さんご自身は、忘れ物しやすいタイプですか?
僕も家族もけっこうなくしやすいですね。
■増木大己氏プロフィル
“落とし物”に特化した事業を展開。財布などに入れて利用できる紛失防止デバイス「マモリオ」をプロデュース。「マモリオ」をつけたものから離れると、アプリから通知され、置き忘れを防げる。
【the SOCIAL guestより】