×

米“輸入制限”なら日本GDP0.6%減に

2018年7月19日 12:26

IMF(=国際通貨基金)は18日、アメリカのトランプ政権が外国車の輸入制限などを発動した場合、日本のGDP(=国内総生産)が0.6%減少するなどの試算を公表した。

IMFがまとめた試算は、トランプ政権が発動した鉄鋼などの輸入制限や中国製品への追加関税、さらに今後、外国車に25%の追加関税を課した場合などの影響をまとめたもの。

それによると、世界のGDPは最大で0.5%減少、アメリカも各国の報復関税により0.8%減少するとしている。

また、日本は0.6%減少と試算。「アメリカへの輸出の29%が自動車なので、最も打撃が大きい」と分析している。