１８日の米・ニューヨーク株式市場は、金融大手の「モルガン・スタンレー」など主要企業の決算が好調だったことで買いが優勢となった。

１８日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価の終値は前日比７９ドル４０セント高の２万５１９９ドル２９セント。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は０．６７ポイント下げて７８５４．４４で取引を終えている。

金融大手「モルガン・スタンレー」がこの日の朝に発表した決算で市場の予想を上回る増収増益となったことから買いが進んだ。また、これまでに発表された金融大手の決算も好調だったことから、全体的に金融関連株が買われる展開となった。ほかにも決算が好調だった企業は買われ、ダウ平均は５営業日続伸した。

市場関係者は、「引き続き主要企業の決算が注目されている。また、明日は自動車関税を巡る公聴会での議論も取引の材料になる」と話している。