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スタバのストロー廃止、取り組みの意義とは

2018年7月17日 14:11
スタバのストロー廃止、取り組みの意義とは

世の中で議論を呼んでいる話題について、意見を聞く「opinions」。今回の話題は「プラスチック製使い捨てストロー廃止の動き」――スナックミーの代表取締役・服部慎太郎さんに聞く。

大手コーヒーチェーンのスターバックスが日本を含む全世界の店舗2万8000店で2020年までにプラスチック製の使い捨てストローを廃止すると発表した。年間10億本のストローを削減できるとしている。今後、ストローなしで飲めるフタや再生可能な材質で作ったストローを提供するとしていてすでに一部店舗で実施している。


――現在、全世界で廃止を求める声が高まっていますが、この結果について、服部さんに意見を聞きます。フリップをどうぞ。

はい。


――何か階段のような図を描いていただきました(1段目は「おいしさ」、2段目に「健康」、3段目に「social good」の文字)。一番下に「おいしさ」がありますね。

食品を提供する会社とかに求められているものというのは、こんな感じかなと描いてみました。元々、安心安全やおいしさというのがベースにあって、最近、健康志向の高まりなどから、健康というのもひとつの選択の理由になるかなと。さらにスターバックスの環境に配慮した取り組みなどを「social good」と書きましたが、要は社会的に意義があるというか、そういった活動というところからひとつ、これからユーザーの方が、食品メーカーとかを選ぶときの、ひとつの指針になるんじゃないかなと。


――環境に配慮している企業のものを購入しようという意識が消費者にあると。

今後、将来的に出てくるんじゃないかという取り組みのひとつで、スターバックスの例とか。例えば、アメリカだと健康というところもそうなんですけど、食品のパッケージとか環境に優しいものが出てきていて、それがひとつ選択の基準になりつつあると。


――服部さんの会社、スナックミーでも何か取り組んでいきたいところですね。

まさにおっしゃるとおりで、パッケージもそうなんですけど、原材料についてもより環境に優しいものとかを今後、扱っていければなと思います。


■服部慎太郎プロフィル
スナックミー代表取締役。スナックミーは、健康志向の会社員や育児中の母親向けに、無添加のお菓子を製造。食べても罪悪感のないという意味の「ギルトフリー」なお菓子を届けている。お菓子の種類は170種類、その中から、客の好みに合ったものをスナックミーが選んでいる。


【the SOCIAL opinionsより】