×

“参院定数6増”法案 明日の成立目指す

2018年7月17日 17:46
“参院定数6増”法案 明日の成立目指す

参議院の議員定数を6増やす公職選挙法改正案が17日、衆議院の特別委員会で可決された。与党側は18日の成立を目指しているが、与党内からも反発の動きが出ている。

改正案は17日の特別委員会で、与党の賛成多数で可決された。与党側は18日の衆議院本会議での可決・成立を目指すが、自民党の船田・元経済企画庁長官は「議員の数を増やすのは国民の理解を得られない」として、18日の採決を棄権する意向。

一方、カジノを含むIR(=統合型リゾート)整備法案について、与党側が参議院の委員会で採決を求めたが、野党側はこれを阻止するため、担当する石井国土交通相の問責決議案を提出した。

立憲民主党・枝野代表「急ぐ必要のない法案審議を進めるよりも、行政を挙げて災害対応にあたるべきであると。カジノや定数増を優先させているという状況については、非常に強い憤りを持って見ているところです」

野党側は、内閣不信任案の提出も検討するなど、与野党の最後の攻防が続いている。