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米露首脳会談 冷戦後“最悪”の関係改善は

2018年7月16日 23:48

冷戦以降で最悪といわれるほど関係が悪化する中、アメリカとロシアの首脳会談が現在、フィンランドで行われている。現地から亀甲記者が伝える。

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会談は私の後ろの大統領官邸で現在も続いている。握手を交わした両首脳だが、ぎくしゃくした関係を象徴するかのように、全体としては目をあわせない場面が目立った。

露プーチン大統領「2か国の関係や世界で数多く起きている際どい問題について、しっかりと話し合うときが来た」

米トランプ大統領「我々は最後にはすばらしい関係を築くだろう。ロシアとうまくやることは良いことで、悪いことではない」

トランプ大統領は、両国関係の改善に強い意欲を伝えたうえで、「米露は世界の核兵器の90パーセントを持っている」と指摘し、「それは悪いことなので、何かできることを願う」と核軍縮の協議を持ちかけた。

しかし、トランプ大統領は会談前に、「成果はあまり期待できない」と煙幕を張っており、ロイター通信などは「核兵器削減に関する協議の再開合意にとどまるのではないか」との見方を示している。

両首脳の1対1の会談は、予定を大幅に超えて2時間続いた。現在は、閣僚らを交えての会談が行われており、終了後には初めての共同会見に臨むことになる。