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米朝将官級協議、米兵の遺骨収集再開で合意

2018年7月16日 4:50

米朝の将官級の協議が15日に南北軍事境界線にある板門店で行われ、朝鮮戦争で死亡したアメリカ兵の遺骨収集を再開することで合意したとアメリカ国務省が発表した。

先月の米朝首脳会談で合意したアメリカ兵の遺骨返還について、ポンペオ国務長官は「15日に北朝鮮と将官級の協議を行った」と発表。協議は「生産的で協力的だった」とし、5300人にのぼるとみられるアメリカ兵の遺骨の収集再開で合意したという。

また、すでに収集された遺骨の送還方法など詳細を詰めるため、「16日から米朝の実務者協議を開始する」と明らかにした。

韓国の聯合ニュースによると、協議は、板門店にある北朝鮮側の施設「統一閣」で約2時間にわたり行われた。