×

米大統領選“干渉”露軍情報機関12人起訴

2018年7月14日 7:06

米露首脳会談が来週に迫る中、アメリカ司法省は13日、サイバー攻撃によって2016年の大統領選挙に干渉したとして、ロシア軍の情報機関のメンバー12人を起訴したと発表した。

起訴されたのはロシア軍の情報機関に所属する12人で、司法省によると、12人は2016年のアメリカ大統領選に干渉する目的で民主党候補のクリントン陣営や民主党にサイバー攻撃を仕掛け、メールや書類を盗み出し、インターネット上に流出させたという。

この起訴はロシア疑惑を捜査するミュラー特別検察官の訴追を受けたもので、トランプ大統領が13日、来週に控えた米露首脳会談に向け、「ロシアといい関係を築きたい」と両国の関係改善に強い意欲を示した直後だった。

起訴についてロシア外務省は内容を否定し、「首脳会談の雰囲気を乱すことが目的だ」と反発している。