西日本を中心に大雨による甚大な被害が出ていることを受けて、宮内庁は、天皇皇后両陛下が、来週予定していた那須御用邸での静養を取りやめられると発表した。

天皇皇后両陛下は、１７日から３泊４日で栃木県の那須御用邸で静養される予定だった。

しかし、宮内庁によると、西日本を中心とする大雨によって現在も行方不明者の救出や捜索が続けられ、６０００人を超える人が猛暑の中での避難所生活を余儀なくされていることを、両陛下は心配し、静養を取りやめられるという。

両陛下は１３日夕方、皇后さまが名誉総裁を務める日本赤十字社から被災地の状況などについて説明を受けられるという。