砂防ダム、異例の大規模決壊 広島・坂町
広島県坂町で、土砂をせき止める砂防ダムが今回の豪雨で決壊していたことが分かった。
8人が死亡し、2人が行方不明になっている広島県坂町の小屋浦地区の砂防ダムが今回の豪雨災害で決壊していた。
砂防ダムは、高さが12メートルあった。完成は70年前で老朽化が原因とみられているが、国土交通省によると、これほど大規模な決壊は例がないという。
一方、10人が行方不明となっている広島市安芸区の矢野地区では、地元の高校生たちも捜索に加わった。
今回の豪雨による広島県内の死者と行方不明者は、すでに120人以上を数え、大惨事になっている。