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梅雨前線きょういっぱい停滞見込み~気象庁

2018年7月8日 8:00

気象庁は8日朝、「重大な危険が差し迫った異常事態」だとして、岐阜県に加えて、高知県と愛媛県の地域にも「大雨特別警報」を発表した。土砂災害や河川の氾濫に最大限の警戒が必要。

気象庁は、活発な梅雨前線による記録的な大雨によって「重大な災害が起きる恐れが著しく高まっている」として、8日午前6時前、岐阜県に加えて、高知県・愛媛県の各地域にも「大雨特別警報」を発表した。

これまでに特別警報が出された西日本の地域では住宅が土砂に埋まったり濁流に流されたりする人が相次いでいて、気象庁は、岐阜・高知・愛媛の各地域でも、河川の氾濫や土砂災害から命を守るため、最大級の警戒を続けるよう呼びかけている。

梅雨前線は8日いっぱい停滞し、活動が活発な状況が続く見込みで、気象庁は、現在、特別警報が出されていない地域でも、1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降る恐れがあると説明している。自治体が出す避難情報に、十分な注意が必要。