大雨特別警報が出されている岐阜県では、８日未明、各地で猛烈な雨を記録した。

大雨特別警報は、岐阜市や高山市など岐阜県内の１５の市町村が対象となっている。郡上市では降り始めからの雨量が１０００ミリを超え、長良川上流で一時、氾濫危険水位を超えた。

８日未明には関市や下呂市で１時間に約１００ミリの猛烈な雨を記録するなど、各地で激しく降った。

各自治体は被害状況の把握を急いでいるが、関市では津保川が氾濫し、床上浸水の被害が出ているほか、５か所で土砂崩れも報告されている。引きつづき、土砂災害や河川の氾濫に最大級の警戒が必要。