タイ北部で、洞窟に閉じ込められている少年ら１３人の救出活動が難航する中、少年らが両親に「心配しないで」などと伝えるメッセージが、７日に公開された。

７日、現地では心配されていた雨は降らず、排水作業が続けられていて、洞窟内の水位は下がり続けているという。

こうした中、少年らが両親に宛てたメッセージが公開された。これは海軍のダイバーに託されたもので、少年らは、「心配しないで」「元気だよ」などと気丈な様子を見せている。

また「僕の誕生日忘れないでね」、「帰ったらお母さんの仕事を手伝うからね」といった、子どもらしさがにじむ言葉もつづられている。

一方で、タイ当局は救出作戦について大雨予報前の「今後３日から４日の間が最適」だとして、早期に実施することを示唆した。