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福岡・佐賀・長崎に「差し迫った異常事態」

2018年7月6日 19:16
福岡・佐賀・長崎に「差し迫った異常事態」

気象庁は6日夕方、福岡・佐賀・長崎県の広い範囲に、大雨の特別警報を発表した。土砂災害や河川の氾濫に、最大級の警戒が必要。

気象庁は午後6時過ぎに緊急会見し、特別警報が出された福岡・佐賀・長崎県で降っている大雨について「重大な危険が差し迫った異常事態」だと述べた。

自治体の避難指示に従うよう、うながし、すでに外に出ることが危険な場合には、「少しでも命が助かる可能性が高い行動」として、家の2階などに退避するよう呼びかけた。

また、近畿や中国、四国などでも、災害発生の危険度がかなり高くなっているとして、6日夜以降、これらの地域にも特別警報を出す可能性があるとしている。

国交省は、京都を流れる桂川で、堤防が決壊する恐れがあると発表し、川から離れるよう緊急の呼びかけを行っている。