タイ北部の洞窟で行方不明になり生存が確認された少年ら１３人は、救出に向けた準備が行われているが、いつどのように救出できるか具体的なメドが依然たっていない。

タイのチェンライの洞窟で生存が確認された少年ら１３人は、ダイバーや医師に付き添われ、体力の回復を図っている。洞窟には水につかった部分があり、自力では脱出できないために、少年らは現在、ダイビングの方法について指導を受け始めているという。

洞窟内の排水作業も急ピッチで続いていて、水位が１時間に１センチ下がり続けているということだが、地元の知事は全員の安全を確実にすることが先決だとして救出の時期については明言していない。

４日、洞窟のすぐ近くには同級生や後輩らが集まり、少年らを励まし無事を祈った。

少年らの友人「きょうは励ますために歌いにきました」「中にいる友達のことが心配です」

現地では５日から大雨が数日間続くと予想されていて、救出活動への影響が懸念されている。