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豪雨から1年…福岡では千人以上が仮住まい

2018年7月5日 11:57
豪雨から1年…福岡では千人以上が仮住まい

死者・行方不明者合わせて42人を出した九州北部豪雨から5日で1年。福岡県では今も1000人以上が仮設住宅などでの仮住まいを余儀なくされていて、生活の再建が大きな課題。朝倉市の仮設住宅から中継。

朝倉市の仮設住宅の一つ、林田団地。現在およそ100人が暮らしている。今年の梅雨、朝倉市ではすでに3回の避難勧告が出ている。住民は雨が降るたびに不安な思いを抱えている。

朝倉市では午前10時半から追悼式が開かれた。福岡県内では37人が亡くなり、今も2人の行方が分かっていない。

仮設住宅の玄関には黄色い旗が見える。半数以上の世帯に65歳以上の高齢者がいて、毎朝、旗を掲げてきょうも元気だと確認する。この1年、助け合って暮らしてきた。

今も1000人以上が仮設住宅などで仮住まいを余儀なくされていて、息の長い支援が欠かせない。