２日、高円宮家の三女・絢子さま（２７）と大手海運会社に勤務する守谷慧さん（３２）の婚約が内定し、お二人そろって会見で喜びの気持ちを述べられた。

会見に先立ち、絢子さまと母親の久子さまは２日午前１０時頃、皇后さまに婚約内定の報告をされた。天皇皇后両陛下への報告の予定だったが、天皇陛下の体調が優れず、皇后さまが陛下のお気持ちを伝えられたという。

その後、午後３時から絢子さまはお相手で日本郵船に勤務する守谷慧さんと婚約内定の会見に臨まれた。まず、絢子さまは、今の率直な気持ちを述べられた。

絢子さま「本日、このように婚約の内定を発表することができまして、うれしく思いますとともに、身の引き締まる思いでございます」

出会いのきっかけが、去年１２月、久子さまからの紹介だったことについては、ユーモアを交えて話された。

絢子さま「私に守谷さんを紹介した母の思惑がどうであったのかはわかりませんが、２人で様々な場所へ行き、時間や思い出を共有していく中で、自然とお互いに惹（ひ）かれ合い、今日という日を迎えられましたことは、両母親のつないだすてきなご縁だったのかなと思っております」

一方、守谷さんは、絢子さまのどこに惹かれたか尋ねられると、やや緊張した様子で答えた。

守谷慧さん「どなたに対しても温かく接する優しさという部分に心強く惹かれまして、次第に生涯を共にしたいという気持ちが芽生えてまいりました」

守谷さんからレストランで食事をした後にプロポーズされ、４月に「よろしくお願いします」と伝えられたという絢子さま。約１５分の会見の間、終始、柔らかくほほ笑みながら受け答えをされていた。