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“潜伏キリシタン”世界遺産への登録決定

2018年6月30日 17:58

新たな世界遺産として、長崎県と熊本県にある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録が決まった。

ユネスコ(=国連教育科学文化機関)は日本時間30日午後、中東・バーレーンで開催中の世界遺産委員会で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産への登録を正式に決定した。

新たな世界遺産は日本に現存する最古の教会「大浦天主堂」や「天草の崎津集落」など、12の資産からなり、主に江戸時代、日本でキリスト教が禁止される中、密かに信仰を続けた「潜伏キリシタン」と呼ばれる人々の歴史を物語るもの。

今回の登録決定で、日本国内の世界遺産は22件になる。