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“潜伏キリシタン”まもなく世界遺産登録へ

2018年6月30日 17:30

新たな世界遺産として、長崎県と熊本県にある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録が、まもなく決まる。

バーレーンで行われているユネスコ(=国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会はまもなく、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について、審議を行い、世界遺産への登録を決める見通し。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は日本に現存する最古の教会「大浦天主堂」や「天草の崎津集落」など、12の資産。主に江戸時代、キリスト教が禁止される中、密かに信仰を続けた「潜伏キリシタン」と呼ばれる人々の歴史を物語るもの。

登録が決まれば、日本国内では22件目の世界遺産となる。