突風被害 米原市で復旧作業続けられる
29日、竜巻とみられる突風の被害を受けた滋賀県米原市では、罹災(りさい)証明の手続きが始まるなど復旧に向けた作業が続けられている。
29日午後、米原市朝日地区周辺では竜巻とみられる突風が発生し、割れたガラスがあたるなどして8人が軽傷を負ったほか、住宅140棟で屋根が飛ばされるなどの被害が出た。
現場では、30日朝早くから住民や近くにある高校の生徒らが散乱した瓦やガラスなどの撤去作業を行った。午後からは米原市役所の庁舎で、被災したことを証明する『罹災届け出証明書』の手続きなどが行われ、多くの人が駆け付けた。
また、気象台は現地に職員を派遣して突風の規模や被害状況の調査を行い、突風が竜巻であったかどうか現在、確認を進めている。