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“潜伏キリシタン”今夜にも世界遺産決定か

2018年6月29日 22:27

新たな世界遺産として長崎県と熊本県にある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録が、日本時間の29日夜にも正式決定される可能性がある。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、17世紀から19世紀に、日本でキリスト教が禁止される中、密かに信仰を続けた「潜伏キリシタン」と呼ばれる人々の歴史を物語るもの。

日本に現存するキリスト教最古の教会「大浦天主堂」や「天草の崎津集落」など、12の資産から構成される。

ユネスコ(=国連教育科学文化機関)が、中東バーレーンで開催中の世界遺産委員会で、日本時間29日夜にも登録を決める可能性がある。

地元の知事らも現地入りし、決定を待っている。

長崎県・中村法道知事「新規登録案件が審議される日程になって参りましたので、緊張しています」

登録が決まれば、日本国内の世界遺産は22件目になる。