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九州北部で猛烈な雨 厳重警戒呼びかけ

2018年6月29日 12:02
九州北部で猛烈な雨 厳重警戒呼びかけ

九州北部では、数年に一度の猛烈な雨が降っている地域がある。気象庁は、「記録的短時間大雨情報」を出し、厳重な警戒を呼びかけている。

気象庁によると、福岡県川崎町や長崎県南島原市付近では、29日午前、1時間に110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は、災害が起きる可能性が高まっているとして、「記録的短時間大雨情報」を出した。

この大雨の影響で、去年の九州北部豪雨の被災地、福岡県朝倉市では4377世帯、1万1245人に避難勧告が出されている。

気象庁によると、現在、九州には発達した積乱雲が連なる「線状降水帯」が形成されていて、熊本・長崎・佐賀を中心に、昼過ぎにかけ局地的に猛烈な雨が降る恐れがあり、川幅が狭い中小河川の氾濫などに、厳重な警戒を呼びかけている。