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ANA機緊急着陸 機内の気圧下がっていた

2018年6月28日 23:42
ANA機緊急着陸 機内の気圧下がっていた

27日夜、羽田から鹿児島に向かっていた全日空機にトラブルがあり、関西空港に緊急着陸した。

27日午後7時すぎに羽田を出発した鹿児島行きの全日空629便が、紀伊半島付近を飛行中、コックピット内に機内の気圧が下がる表示が出た。このため旅客機は、目的地を関西空港に変更し、午後9時13分に緊急着陸した。

機内では、機長の判断により、手動で酸素マスクを下ろし、乗客が装着したという。乗客・乗員113人にケガはなかった。

乗客「みんなが、え、えって感じでマスクを着けていた」

乗客は28日朝から順次、伊丹空港から鹿児島に向かう便に振り替えたという。

国土交通省によると、計器類の不具合ではなく、機内の気圧は実際に下がっていたということで、全日空が原因などを調べている。