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優れた新事業…企業を表彰 三菱地所など

2018年6月28日 22:51
優れた新事業…企業を表彰 三菱地所など

サービス産業の向上に取り組む団体「日本生産性本部」が、優れた新事業・新サービスを編み出した企業を表彰した。総理大臣賞には“丸の内の街を変えた”として三菱地所が選ばれた。

安倍首相「丸の内は、すでにロンドン、ニューヨークに次ぐ、世界屈指のビジネスエリアです。その丸の内が今まさに、世界一に踊りだそうとしています」

サービス業を営む、約400社の候補から、大賞の内閣総理大臣賞に選ばれたのは、東京・丸の内の街づくりに取り組んでいる大手不動産会社の「三菱地所」。

丸の内エリアを、海外の先端企業や日本のベンチャー企業が集まりやすい街にし、「日本を代表するビジネスセンター」にしたことが評価された。

ほかにもドライブスルー方式の店舗をもうけるなど、銀行らしからぬ挑戦を目指す大垣共立銀行や、経験と勘に頼りがちな旅館サービスにITを導入して生産性をあげた「陣屋コネクト」などが受賞した。

主催した日本生産性本部は、日本のサービス産業の生産性が、ほかの先進国に比べて格段に低い中、優れた事例を日本全体に波及させていきたいとしている。