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トランプ氏「ハーレーの終わりの始まりだ」

2018年6月27日 1:26

アメリカの「ハーレーダビッドソン」が、EU(=ヨーロッパ連合)による報復関税を避けるため、一部生産を国外に移すと明らかにした。トランプ大統領は「ハーレーの終わりの始まりだ」と怒りを爆発させている。

トランプ政権が発動した鉄鋼などへの輸入制限の報復として、EUはアメリカ製オートバイの関税を6%から31%に引き上げた。これを受け、「ハーレーダビッドソン」は25日、年間で約100億円のコスト増になることなどを挙げ、事業継続のためEU向けの生産をアメリカ国外に移すと発表した。

これに対し、トランプ大統領はツイッターで、「絶対に移転させてはいけない!」と怒りを爆発させた上で、「ハーレーの終わりの始まりだ」「かつてない規模で税金を課されるだろう」と脅しをかけている。