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加藤厚労相の問責決議案を否決 参院本会議

2018年6月27日 12:24
加藤厚労相の問責決議案を否決 参院本会議

国会で27日午前、野党側が「働き方改革関連法案」の成立を阻止するため提出した加藤厚生労働相の問責決議案が参議院の本会議で否決された。

この法案をめぐっては、野党側が高収入の一部の専門職を労働時間の規制から外す高度プロフェッショナル制度が「過労死につながる」などと反対している。

しかし与党側が26日、法案の委員会採決に踏み切ろうとしたため、野党側が加藤厚労相の問責決議案を提出した。

問責決議案は27日午前、参議院の本会議で与党などの反対多数で否決された。

与党側は28日、参議院の厚生労働委員会で法案を可決し、29日の本会議で法案を成立させる方針で、与野党の攻防が大詰めを迎えている。