×

トヨタ“世の中を変える”未来のクルマとは

2018年6月26日 21:49
トヨタ“世の中を変える”未来のクルマとは

トヨタ自動車は26日、常にインターネットとつながっている車「コネクティッドカー」を発表した。トヨタが“世の中を変える”と強調するこの車、一体何がすごいのだろうか―。

豊田章男社長「いま自動車産業は100年に一度と言われる大変革の時代を迎えています。まさに車の未来が大きく変わるかもしれない局面を迎えているのです」

26日、トヨタが発表した新型の「コネクティッドカー」。これは“インターネットで様々なものとつながるクルマ”という意味。

例えばドライバーのLINEアプリと車がつながることで、離れていても車の状態を把握したり、目的地を設定したりすることなどができる。さらに、車内でもAIがインターネット上で必要な情報を検索してくれる。このほか、ドライバーが車に異常を感じた時など、コールセンターのオペレーターがネットを経由して車両の状態を把握し、対応をアドバイスしてくれる見守り機能も備えている。

「コネクティッドカー」には各社が開発に鎬(しのぎ)を削る、自動運転化を加速させる役割も期待されている。車の走行速度や前後の車間距離、ブレーキの頻度といった自動運転技術の開発に欠かせないデータを、ネットを経由して常時収集できるためだ。

2025年までに市場規模が5倍の2兆円に拡大すると予測される「コネクティッドカー」。本当に私たちの生活を“大きく変える”存在になるのだろうか。