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厚労相の問責決議案 “働き方法案”阻止へ

2018年6月26日 21:31
厚労相の問責決議案 “働き方法案”阻止へ

働き方改革関連法案をめぐり、与野党の攻防が激しくなっている。野党側は26日、参議院の厚生労働委員会での採決を阻止するため、加藤厚生労働相の問責決議案を提出した。

この法案をめぐっては野党側が、高収入の一部の専門職を労働時間の規制から外す高度プロフェッショナル制度が「過労死につながる」などと反対している。しかし、与党側は26日、「審議は十分だ」として委員会採決に踏み切ろうとしたため、これに反発した野党側が加藤厚生労働相の問責決議案を提出した。

国民民主党・舟山参院国対委員長「残念ながら最後この段に至っても、その見直しがない。加藤大臣のこの姿勢のままでは、とても公職を続けさせるわけにはいかない」

与党側は27日の参議院本会議で問責決議案を否決した上で、週内にも法案を成立させる方針。