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“加計理事長会見”で野党が追及 首相は…

2018年6月25日 17:07
“加計理事長会見”で野党が追及 首相は…

国会では加計学園の問題を巡る追及が続いている。野党側は安倍首相に対し、先週、加計理事長が会見したことについて「説明責任は果たされたのか」とただした。

安倍首相は、加計理事長の会見について「学園と愛媛県などのやりとりに関するもの」としてコメントを避けた。

国民民主党・浜口誠議員「加計理事長の説明責任は果たされたと、総理はお考えですか」

安倍首相「(今回の会見は)加計学園と愛媛県や今治市とのやりとりに関して行われたものであり、コメントする立場にはございません」

一方、立憲民主党の福山幹事長は、森友学園の問題を巡る文書改ざんは、安倍首相が「自分や妻が関与していれば総理大臣を辞める」と答弁したことがきっかけに行われたと追及した。

立憲民主党・福山幹事長「全部、安倍昭恵夫人や安倍晋三小学校を全部抜いているわけでしょ。なんでそこ抜いたんですか。総理の答弁があったからでしょ」

財務省・矢野官房長「(安倍首相や夫人の記述の)内容は特段問題となるものではないことを確認したとなっております。従いまして、今のご質問の事実はございません」

また、福山幹事長は、佐川前財務省理財局長がことし3月の証人喚問で、森友学園の問題を「去年2月上旬に初めて知った」と答弁したのは虚偽の説明だと指摘した。その上で国会として刑事告発するよう求めたが、与党側は慎重な姿勢。