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自民と国民 集中審議や党首討論来週実施へ

2018年6月22日 16:04
自民と国民 集中審議や党首討論来週実施へ

自民党と国民民主党は来週、安倍首相が出席する集中審議や党首討論を行うことで合意した。

会期の延長に野党が反発して空転していた国会だが、与党側が野党の要求を受け入れたことで来週から再び動き始める。22日に開かれた自民・国民両党の会談では野党側が求めていた予算委員会の集中審議を25日、また党首討論を27日に開催することで合意した。これにより野党は週明けから審議に復帰する方針。

国民民主党・舟山参院国対委員長「(加計学園の)加計孝太郎理事長に関しては遠慮どころか、いつでも(証人喚問を)受けて立つというような、そういう発言でもありましたので、そこも含めてきちんと実のある審議ができるように環境を整えていく、要求を引き続きしていきたい」

野党側は集中審議などを通じて引き続き森友・加計問題を追及する方針。

一方、国会が正常化する見通しが立ったことで与党側はカジノを含むIR(=統合型リゾート)整備法案や、参議院の定数を6増やす公職選挙法の改正案などの審議を急ぎたい考え。ただ、これらの法案に反対する野党側は徹底抗戦の構えで残りの会期を睨みながら与野党の攻防が激しくなりそうだ。