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弾道ミサイル想定の住民避難訓練を見合わせ

2018年6月22日 12:14

政府は、北朝鮮の弾道ミサイルの発射を想定した住民避難訓練の実施を当面見合わせると発表した。

国と自治体が主催する北朝鮮の弾道ミサイル発射を想定した住民避難訓練は、今年1月に都内で行われたほか、今年度はこのあと栃木県や香川県など9つの県で計画されていた。しかし、米朝首脳会談などで対話ムードが高まったことを受けて政府は新たなミサイル発射の可能性は低くなっていると判断し、当面、見合わせることを決めた。

菅官房長官「住民の皆さんにご協力をいただく、住民参加型の訓練の実施は当面見合わせる」

菅官房長官は住民避難訓練は見合わせるものの、「Jアラートによる情報伝達方法や弾道ミサイル落下時の行動の周知に取り組む」としている。