×

朝鮮大学校で“北朝鮮情勢”の討論会

2018年6月19日 21:50

東京・小平市にある朝鮮大学校で19日、北朝鮮情勢についての討論会が行われ、金正恩委員長の3回目の中国訪問や米朝首脳会談について意見が交わされた。

討論会は在日朝鮮人の生徒が通う朝鮮大学校で開かれたもの。パネリストらは朝鮮半島情勢は対立から和解の局面に転換したと評価した上で、金委員長の3回目の訪中はアメリカとの関係を見据えた動きだとの見方を示した。

朝鮮大学校・李柄輝准教授「この数か月、金委員長が訪中した後、必ずポンペオ国務長官が平壌に来ている。シンガポールの共同声明に含まれたポンペオ国務長官と北朝鮮との高官協議がスタートするのではないか、その布石だと思っている」

また、先週行われた史上初の米朝首脳会談については敵対関係の根本的な解消を目指すことで米朝首脳が合意したことに意義があると評価した。