カジノ整備法案 衆院本会議で可決
「カジノを含むIR(=統合型リゾート)整備法案」が19日、衆議院本会議で与党などの賛成多数で可決され、参議院に送られた。
法案にはカジノの設置を全国で3か所まで認めるほか、日本人客の入場料金を1回6000円とすることなどが盛りこまれている。法案は19日の衆議院の本会議で自民・公明・日本維新の会などの賛成多数で可決され、参議院に送られた。
一方、野党側は「ギャンブル依存症の人が増える」などと反対していて、参議院でも徹底抗戦の構え。
与党側はこの法案や参議院の定数を6増やす公職選挙法の改正案などの成立をはかるため、20日までの今国会の会期を1か月程度延長することで調整していて、20日に与党党首会談を開いて会期の延長幅について決める方針。