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ミサイル試験場の廃棄“兆候なし”~米機関

2018年6月15日 10:36

アメリカの北朝鮮研究機関は14日、北朝鮮のミサイルエンジン試験場の廃棄が行われている様子がないとの分析を発表した。

北朝鮮のミサイルエンジン試験場をめぐってはアメリカのトランプ大統領が米朝首脳会談後の記者会見で「すでに取り壊しが始まっている」との見解を示した。

しかし、アメリカの北朝鮮研究機関「38ノース」は14日、北朝鮮にある全ての試験場の最新の衛星写真を分析してみても、そのような兆候はみられないと発表した。

トランプ大統領の発言とは異なる見解。

ミサイルのエンジン試験は北西部の東倉里などで行われていて、長距離弾道ミサイルに使用されるとみられる高出力エンジンの燃焼実験の様子を、これまでも北朝鮮メディアが伝えていた。