野田総務相は１５日、都内で講演し、立候補に意欲を示す９月の自民党総裁選挙では、「選択的夫婦別姓」の導入を自らの公約に盛り込むことを明らかにした。

野田総務相「これ（選択的夫婦別姓）は若い人たちへの贈り物なんだと。これからやっぱり若い人たちが、もっともっといい形で結婚を選べたり、自分のアイデンティティーを守っていけたり。当然、総裁選の中の自分の公約の一つにはなると思っています」

野田総務相はこのように述べた上で、総裁選への立候補を目指す理由について「次世代に責任を持ちたい」「子どもたちが安心・安全に暮らせるように、今、私たち母親が立ち上がらないといけない」などと説明した。

また、野田総務相は総裁選に向けて、「個々の政策は７月終わりから８月に自分の政策集を出すつもりだ」と述べ、来月末にも政策集を発表する考えを示した。