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岩手・宮城内陸地震から10年 各地で追悼

2018年6月14日 17:17
岩手・宮城内陸地震から10年 各地で追悼

死者・行方不明者あわせて23人を出した岩手・宮城内陸地震から14日で10年となり、各地で追悼が行われた。

最大震度6強を観測した2008年の岩手・宮城内陸地震。宮城県栗原市では、国内最大級の地滑りが発生するなど、死者・行方不明者はあわせて23人にのぼった。

14日朝、宮城・栗原市の「駒の湯温泉」にある慰霊碑には、遺族や地域住民など約40人が集まり、地震発生時間の午前8時43分にあわせて黙とうがささげられた。

母親を亡くした菅原恵美さん「地震発生から10年ですが、母に会いたい気持ちは変わらない。1人でも多くの方に、その時だけでも、6月14日だけでも思い出してほしい」

また、栗原市の追悼式典には約300人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。