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会談前日も…米朝実務者“非核化”詰め協議

2018年6月11日 14:15

史上初となる米朝首脳会談がいよいよ12日に迫った。最大の焦点となる北朝鮮の非核化をめぐって、11日も実務者による詰めの協議が行われた。

トランプ大統領はシンガポールのリー首相と会談するため滞在先のホテルを出た。これに先立ち、ツイッターでは「シンガポールに来られてうれしい、盛り上がっている!」と投稿。高揚感がうかがえる。

また、アメリカメディアは、トランプ大統領が12日の会談で「北朝鮮の音楽団や体操選手をアメリカに招待することを提案しようと検討している」と伝えている。まずは文化的な交流から関係を進展させる狙いがあるとみられる。

一方、11日も朝から米朝の実務者協議が行われた。首脳会談の開催前日になっても肝心の非核化をめぐる米朝双方の溝は埋まっていないものとみられる。

こうした中、首脳同士の会談によって北朝鮮の非核化について具体的な道筋をつけられるかが12日の焦点となる。