北「完全な非核化」まで制裁維持 日米外相
日本時間の8日に行われる日米首脳会談に先立ち、アメリカを訪れている河野外相は6日、ポンペオ国務長官と会談し、北朝鮮が「完全な非核化」を実現するまで経済制裁を維持する方針を改めて確認した。
会談で河野外相は、ポンペオ長官から来週の米朝首脳会談に向けた準備の状況について説明を受けた。
トランプ大統領が北朝鮮に融和的な姿勢を示す中、完全な非核化が必要だという認識で一致したほか、拉致問題についても米朝首脳会談で取りあげる方針を改めて確認した。
河野外相「CVID(完全かつ検証可能、後戻りできない非核化)が達成されるまで、安保理決議に基づく経済制裁を国際社会で履行していくことで変わりない」
両外相は、首脳会談の後に改めて会い、情報を共有することにしている。