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G7へ“トランプ氏には戦いに挑む気骨が”

2018年6月7日 10:42

今週末、カナダでG7サミット(=主要7か国首脳会議)が開かれるのを前に、トランプ政権の高官が会見した。アメリカと他の6か国が対立している貿易問題について「大統領には戦いに挑む気骨がある」と述べ、一歩も引かない姿勢を強調した。

8日から開かれるG7サミットでは、北朝鮮対応に加え、貿易問題が焦点となる。アメリカが発動した鉄鋼などへの輸入制限を巡って日本やカナダなど6か国との対立が深まっていて、G7の結束が大きく揺らぐ事態となっている。

こうした中、トランプ政権の経済政策の司令塔・クドロー国家経済会議委員長は6日、一歩も引かない姿勢を強調した。

アメリカ国家経済会議・クドロー委員長「大統領には戦いに挑む気骨がある。アメリカの企業と労働力を守るため、必要なことをしていく」

また、クドロー氏は「世界の貿易制度には問題があり、大統領はそれを修正しようとしている」と述べ、輸入制限などの保護主義的な政策の正当性を主張した。