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北、ミサイルの発射実験台を撤去か~米機関

2018年6月7日 7:14

アメリカの北朝鮮研究機関は6日、北朝鮮の弾道ミサイル開発で重要な役割を果たしてきたミサイルの発射実験台が撤去されたとする衛星写真を公開した。

研究機関によると、北朝鮮西部の亀城で、先月からミサイルの発射実験台などを含む設備の撤去が始まり、先月19日までにほぼ完了した。

この施設は去年2月、固体燃料の中距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射に使われ、北朝鮮では円筒型ミサイルを地上から発射できる唯一の施設とみられるという。さらに、ICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射にも使えるため、北朝鮮のミサイル開発における重要な施設だと指摘している。

ただ、今回の撤去がミサイルの開発中止に関連するものなのか、今後、別の場所にこうした施設をつくるのかどうかは不透明だとしている。