×

史上初の米朝会談、ホテルはすでに厳重警備

2018年6月6日 12:42

来週12日に行われる史上初の米朝首脳会談は、シンガポール南部にあるセントーサ島のホテルで開催される。現地から生野真吾記者が中継。

今回の首脳会談が行われるカペラホテルは、海を望む小高い丘の上に立ち、周囲を緑に囲まれた最高級のリゾートホテル。アメリカ政府がカペラホテルで会談を開くと発表したことを受けホテルを訪ねると、すでに厳重な警備態勢がしかれ、敷地内に入ることは許されなかった。

セントーサ島はシンガポール本島と橋一本でつながっていて、北朝鮮側は警備のしやすさからセントーサ島での開催を主張していた。

NNNは、警備や式典を担当する米朝の高官がカペラホテルで接触する様子を取材していた。

先週木曜には金正恩委員長の側近で“執事役”とされるキム・チャンソン国務委員会部長がカペラホテルを訪れ、アメリカの高官らと設備などを見て回った。

トランプ大統領「北朝鮮とは非常に順調にいっているようだ。多くの関係を築き、交渉を行っている。非常に重要な数日間になるだろう」

トランプ大統領は5日、このように述べ、米朝首脳会談への期待感を示している。

歴史的な会談まで1週間を切る中、現地では緊張感が徐々に高まってきている。